2018年の大ヒットドラマとなった「アンナチュラル」は数多くのドラマで主演を務めてきた石原さとみさん、次々とヒット作を送り出している脚本家の野木亜紀子さん、米津玄師さんの大ヒット曲『Lemon』など楽しみな要素しかない贅沢なドラマです。

こちらのサイトでは「アンナチュラル」の豪華キャスト陣や見どころ、再放送・見逃し配信情報についてまとめました。不自然死を解明して未来の誰かを救命するー。”法医解剖医”に焦点を当てた法医学ミステリーをより楽しむために、ぜひ参考にしてください。

この記事の目次

「アンナチュラル」を1話からすべて無料で視聴できるのはParaviのみ

毎話スピーディーにストーリーが展開する「アンナチュラル」ですが、見逃してしまった方も安心してください。「アンナチュラル」を視聴できる動画配信サービスをまとめました。

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「アンナチュラル」を全話無料で視聴できるのはParaviのみです。
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        「アンナチュラル」以外にも石原さとみさん主演の『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』、窪田正孝さん主演の『僕たちがやりました』、石原さんと井浦新さんが共演したスペシャルドラマ『恋』など数々のヒットドラマの視聴が可能です。

        「アンナチュラル」のあらすじ

        「不自然な死は許さない。」

        日本では不自然死のほとんどが解剖されることなく荼毘に付されています。しかし、不自然な死の裏側には偽装殺人・医療ミス・未知の症例など突き止めるべき真実があり、それを究明することで今を生きる人々の命を救ったり社会制度を変えこれから起こる危機を回避したりできるかもしれません。死と向き合うことは、未来の誰かを救命することでもあるのです。

        このような背景から新設された「不自然死究明研究所(UDIラボ)」。法医学者の三澄ミコト(石原さとみ)・中堂 系(井浦 新)を中心とするメンバーたちは死因究明専門のスペシャリストとして、日々運び込まれる“不自然な死”(アンナチュラル・デス)の怪しい遺体と向き合い、真実を明らかにしようと奮闘します。

        事故か他殺か、はたまた自殺か。死者の声を聞くべく遺体に遺された痕跡を探す法医学ミステリーでありながら、個性豊かなメンバーたちのテンポのいい会話や関係性の変化、それぞれが抱える過去の秘密など笑って泣けて楽しめるヒューマンドラマです。

        第1話のあらすじ(名前のない毒/ゲスト・山口紗弥加)

        法医解剖医の三澄ミコト(石原さとみ)が働く不自然死究明研究所、通称UDIラボに中年夫婦が訪ねてきました。二人は、突然死した一人暮らしの息子の死因を解明してほしいと言います。警察医の見立てでは亡くなった息子の死因は「虚血性心疾患」(心不全)とされましたが、まだ若く山登りを趣味にするほど身体も丈夫だったために納得できないと言うのです。

        ミコトたちが早速解剖に取り掛かると、心臓には異常がなく代わりに急性腎不全の症状が見つかります。薬毒物死を疑い詳細に調べますが、毒物の特定には至りません。既存の毒物と比較検出するだけの現在の毒物鑑定システムでは、“未知の毒物”は検出できないのです。そんな中、亡くなった高野島の婚約者・馬場路子(山口紗弥加)の仕事が劇薬毒物製品の開発であることを知り…!?

        ミコトたちは高野島の死の真相を究明することができるのでしょうか。

        第2話のあらすじ(死にたがりの手紙/ゲスト・松村沙友理(乃木坂46))

        集団練炭自殺が発生し、警察の依頼を受けたUDIラボメンバーは現場に向かいます。そこには4人の遺体があり、刑事の毛利(大倉孝二)は事件性がないと主張しますが、ミコト(石原さとみ)は解剖することを決めUDIラボに戻ります。

        解剖の結果、3人は一酸化炭素中毒による自殺と断定できましたが残る1人の少女の死因は凍死であることがわかり、しかも胃の中からはダイイングメッセージが発見されます。事件性があると確信したミコト・六郎(窪田正孝)・東海林(市川実日子)らは身元不明の少女が遺したメッセージを解読しようと動き始めます。

        集団自殺に見せかけた事件の真相とは…?

        第3話のあらすじ(予定外の証人/ゲスト・吹越満)

        半年前に発生した“主婦ブロガー殺人事件”の裁判に、代理証人として出廷することになったミコト(石原さとみ)。被告は被害者の夫の要一(温水洋一)で、精神的DVに耐えかねて包丁で刺してしまったと罪を認めています。しかし、裁判で証拠として提出された包丁を見たミコトは、凶器の矛盾を指摘します。するとそれを聞いた被告の要一は一転して無実を主張し始め、裁判は大混乱、検事の烏田(吹越満)はミコトに激怒してしまいます。

        白いものをも黒くするという異名をとる有罪率99.9%のやり手検事烏田に圧されながらも、ミコトは事件の真実を明らかにするため再び法廷に立つことを決意します。

        要一は無罪なのでしょうか、そして法定バトルの行方はどうなるのでしょうか。

        第4話のあらすじ(誰がために働く/ゲスト・戸田菜穂)

        ミコト(石原さとみ)の母・夏代(薬師丸ひろ子)が、バイク事故によって亡くなった佐野(坪倉由幸)の死因を究明してほしいとUDIに解剖依頼にやってきます。若くして亡くなった佐野には妻と幼い2人の子供がいるけれど、バイクの任意保険が切れていた上に生命保険にも加入していなかったため途方に暮れた妻・可奈子(戸田菜穂)を、助けようと連れてきたのです。

        長時間労働による過労か、バイク修理ミスか、かかりつけ医の病気の見落としか…。佐野の死因によって責任の所在が変わるため、遺された家族にとっては重要な問題です。解剖に取り掛かったミコトが発見した佐野の意外な死因とは…?

        また、UDIに出入りする葬儀屋の木林(竜星涼)を使って何やら怪しい行動をとっている、法医学者の中堂(井浦新)の秘密も徐々に明らかになってきて…。

        第5話のあらすじ(死の報復/ゲスト・泉澤祐希)

        UDIに鈴木巧(泉澤祐希)という人物が、溺死した妻の解剖を依頼しにやってきます。海に飛び込むところを目撃した人がいたため警察が自殺と判断したものの、鈴木は妻の自殺に納得がいかずに青森からはるばる訪ねてきたのだと言います。

        事情を聞いたミコト(石原さとみ)たちが解剖に取り掛かったところ、葬儀屋の木林(竜星涼)が血相を変えてやってきます。なんと鈴木が持ち込んだのは、葬儀場から盗み出した遺体だと言うのです。

        執刀医のミコトは遺体損壊罪に問われてしまうのでしょうか?また、そうまでして解剖を依頼した鈴木の目的とは一体何なのでしょうか。

        第6話のあらすじ(友達じゃない/ゲスト・竹財輝之助)

        高級ジム主催の合コンパーティーに参加したUDIラボ臨床検査技師の東海林(市川実日子)は、翌朝見覚えのないホテルのベッドで目を覚まします。そして、隣では昨夜のパーティー参加者・権田原(岩永洋昭)が死んでいました。

        混乱した東海林はミコト(石原さとみ)を呼び出し、助けを求めます。ミコトは権田原の遺体を見てあることに気づき…。

        そのころ、UDIラボでは中堂(井浦新)と六郎(窪田正孝)が道端で突然死した男性の解剖を行っていました。なんとこの男性は権田原と意外なつながりのある人物であることがわかり、東海林は警察から疑われてしまいます。中堂は東海林に、『警察の任意同行に応じると殺人犯にされる』と言い、逃げるよう促します。

        ミコトたちラボのメンバーは東海林の容疑を晴らすためにも、死因究明に奔走することになり…!?

        第7話のあらすじ(殺人遊戯/ゲスト・望月 歩)

        ミコト(石原さとみ)の携帯に「これを見たら電話をください」とリンクアドレスが貼られたメールが届きます。差出人は、ミコトの弟・秋彦(小笠原海)が務める予備校の男子生徒で、法医学に興味を持っているために秋彦からミコトを紹介してもらったのでした。

        ミコトがリンクを開くと、“殺人者S”を名乗る学生が、自分が殺したというYの遺体を見せながら殺人実況生中継としてライブ配信をしていました。Sはミコトに対し、「Y君の死因はなんでしょう」と挑戦状を叩きつけ、もし間違えたら人質Xも殺すと言います。ミコトは中堂(井浦新)の制止を聞かずに挑発に乗ってしまい…!

        法医学者と殺人者の勝負の結末は?また、殺人者Sの目的とは…?

        第8話のあらすじ(遥かなる我が家/ゲスト・伊武雅刀)

        雑居ビルで火災が発生し、UDIに10体もの焼死体が運ばれてきました。UDIラボメンバーは解剖を進めますが、全員が身元不明の状態です。解剖の結果、9番目の遺体は焼死する前に後頭部を殴られていた可能性がある上に、腰にはロープで縛られていたような皮下出血も見つかります。単なる火災だったのか、それとも殺人などを隠すための放火だったのか、ミコト(石原さとみ)は疑念を抱きます。

        また、火災現場で生き残った男性が1名いることがわかります。その男性が入院しているのは六郎(窪田正孝)の父・俊哉(伊武雅刀)が勤める病院で、俊哉がUDIを訪ねてきて男性の病状を伝えるとおもに、息子の六郎を解雇してほしいと言い出して…?

        第9話のあらすじ(敵の姿/ゲスト・橋本真実)

        空き家に置かれたスーツケースの中から若い女性の遺体が発見され、ミコト(石原さとみ)が確認すると、口の中に“赤い金魚”の印が残されていました。すでに3体も同じ特徴を持つ遺体が見つかっています。UDIは連続殺人の可能性が高いと毛利刑事(大倉孝二)に訴えますが、正式な証拠がないからと却下されてしまいます。

        ミコトたちは自分たちで犯人につながるヒントを得ようと、解剖を行い死因究明を進めます。スーツケースの中から見つかった女性の死因とは…?

        また、UDI所長の神倉(松重豊)は、過去に掲載された週刊ジャーナルのUDI関連の記事を見てある疑念を抱き…?

        第10話のあらすじ(旅の終わり/ゲスト・国広富之)

        複数の女性を殺害した疑いのある男が警察に出頭しました。しかし、認めているのは遺体損壊のみで肝心の殺害については否定しています。ミコト(石原さとみ)たちは歯がゆさを感じながらも、殺人罪に問える証拠がないかと検証します。

        そんな中、六郎(窪田正孝)の秘密がUDIラボのメンバーにばれてしまい、UDIの雰囲気は険悪に…。

        UDIのメンバーは一致団結して、死と向き合いそして生と向き合えるのでしょうか。

        最終回10分拡大スペシャルで赤い金魚殺人事件の全容が明らかになります!

        「アンナチュラル」の放送時間

        「アンナチュラル」はTBS系列の毎週金曜夜10時、金曜ドラマ枠で放送されました。
        2018年1月期のドラマで、初回放送は1月12日、3月16日に最終回を迎えました。

        金曜ドラマは、『コウノドリ』シリーズ(2015・2017)や『リバース』(2017)など多くのヒット作を生み出してきた歴史ある枠で、近年ではヒューマンドラマや刑事ドラマが多い傾向にあります。

        「アンナチュラル」の⼝コミ(ネタバレなし)

        Twitterなどを見ると、「アンナチュラル」の放送を心待ちにしている声や、放送後にロスになっているファンの声が多く見られました。続編を望む声もとても多いです。

        「アンナチュラル」のメディア情報

        「アンナチュラル」の公式情報をまとめました。

        ストーリーやキャスト情報、撮影前の出演者からのコメントなどドラマを楽しめる情報が盛りだくさんです。

        公式Twitterでは、番組終了後も野木亜紀子さんが脚本を手掛ける作品や、番組出演者の情報を配信しています。

        • オフィシャルファンサイト

        該当なし

        • キャンペーンサイト

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        • オフィシャルYouTubeチャンネル

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        「アンナチュラル」の出演者

        「アンナチュラル」の出演者をご紹介します。主演の石原さとみさんを始め注目の演技派や安定性抜群のベテランなど魅力あふれるメンバーが揃っています。

        UDIラボメンバー

        • 石原さとみ(いしはら さとみ)/三澄ミコト(みすみ みこと)(33)役
        主演の石原さとみさんは、美容雑誌読者が選出する「なりたい顔No.1美女」に二度選ばれるなど、女性からの支持も厚い1986年生まれの女優さんです。
        2003年連続テレビ小説『てるてる家族』のヒロインに抜擢され、その後も数々の映画やドラマに出演し着実にステップアップしてきました。『失恋ショコラティエ』(2014)・『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(2016)などの代表作があります。
        
        今回演じるのは、4か月前からUDIラボで働く法医学者・三澄ミコトです。UDIに来る前は医大の法医学教室で准教授をつとめていた死因究明のスペシャリストで、これまでに1500件ほどの解剖実績を持っています。合理的な性格で何か問題が起きても無駄に争うことはなく、皆が幸せでいられるよう笑顔で切り抜けようとしますが、なかなか思い通りにいかず悩むことも多い人物です。
        • 井浦 新(いうら あらた)/中堂 系(なかどう けい)(41)役
        以前はARATA名義で活動していた井浦新さんは、俳優・モデル、さらにはファッションデザイナーとしても活躍している1974年生まれの俳優さんです。渋い声が魅力で、数多くの映画やドラマに出演し第14回高崎映画祭 最優秀新人男優賞を始め数々の賞を受賞している演技派俳優です。石原さとみさんとは『リッチマン、プアウーマン』 (2012)でも共演しました。
        
        今作では、UDIラボのもう一人の法医学者・中堂を演じます。解剖実績3000件ほどのベテラン執刀医ですが、態度も口も悪く「クソッ」が口癖の癖のある人物で、チームを組む臨床検査技師や記録員が次々と辞めてしまうほど。ミコトともしばしば衝突しますが、ただの荒っぽい人物ではなく事情があるようで…。
        • 窪田正孝(くぼた まさたか)/久部六郎(くべ ろくろう)(26)役
        窪田正孝さんは2006年に『チェケラッチョ!! in TOKYO』で初主演をつとめ俳優デビューした俳優さんです。話題作に数多く出演し、どんな役でもこなす演技力で2015年以降主演作が続々と増えています。ORICON STYLEの「2015ブレイク俳優」で首位を獲得し、『僕たちがやりました』(2017)での演技は窪田さんにしか演じられなかったと評されるほど好評でした。
        
        「アンナチュラル」では、UDIにバイトとして雇われて、三澄班で記録員をつとめる医大生・六郎を演じます。六郎は医者一家の三男坊で、三浪を経て三流医大に入ったものの医者になる意義を見出せずに休学しています。実はUDIに入ったのはある理由があるようで…。複雑な心情を抱える六郎を表現力抜群の窪田さんがどう演じるのか楽しみですね。
        • 市川実日子(いちかわ みかこ)/東海林夕子(しょうじ ゆうこ)(35)役
        1994年に雑誌『Olive』の専属モデルとなった市川さんは、その後も数々の雑誌で活躍する人気モデルで1998年に女優としてデビューしました。独特の存在感があり、数々の映画・ドラマで脇を固める重要な役を演じてきました。映画『シン・ゴジラ』(2016)では第40回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞するなど、今後もますます活躍が期待されています。
        
        今作ではUDIラボ設立時から在籍する臨床検査技師・東海林役です。ミコトとはUDIに来る前から面識がありお互いに気の合う同僚としてなんでも言い合える仲で、明るい性格で遠慮がなく、ラボの空気が重くなってしまった時には場を盛り上げるなどUDIにはなくてはならないムードメーカー的存在です。しかし好き嫌いが激しいため、中堂とはほとんど口を利きません。ストーリーが進むにつれて東海林と中堂の関係は変化していくのでしょうか?
        • 松重豊(まつしげ ゆたか)/神倉保夫(かみくら やすお)(55)役
        松重豊さんは日本を代表する名バイプレイヤーの一人で、多くの作品で存在感を発揮しています。強面の役から気弱な人物までなんでも演じ分け、特にしみじみとした語り口調がはまり役の俳優さんです。近年では主演もつとめる機会が増え、『孤独のグルメ』シリーズ(2012~)での主演・井之頭五郎が大好評です。
        
        「アンナチュラル」ではUDIラボの所長・神倉を演じます。元厚生労働省医政局職員で、研究所のもろもろの調整役やお役所とのパイプ役など常に板挟み状態になっている人物です。そのうえ、ラボのメンバーからも好き勝手に動かれ、頭を抱えることが多い状態。しかしいざというときには全力で部下を守る頼りになる所長は、まさに松重さんにはまり役と言えそうです。
        • 飯尾和樹(いいお かずき・ずん)/坂本誠(さかもと まこと)(50)役
        お笑いコンビずんのボケ担当・飯尾和樹さんは、現在も多くのバラエティや情報番組で活躍しながら俳優としても活躍しています。どこか憎めないような胡散臭いような独特の雰囲気の飯尾さんは、星野源さんからもその演技力と魅力を認められていて名脇役として今後も活躍が期待されています。
        
        そんな飯尾さんが演じるのは、UDIで臨床検査技師として働く坂本役です。大阪の監察医事務所に長年勤務した実績のある優秀な人物ですが、中堂の暴言にびくびくしながら過ごしている役どころ。UDIラボの一員としてどのような役割を担っていくのでしょうか。
        

        それ以外のキャスト

        • 竜星涼(りゅうせい りょう)/木林南雲(きばやし なぐも)(28)役
        抜群のルックスを誇り大注目の新星・竜星涼さんも出演します。竜星さんは『獣電戦隊キョウリュウジャー』(2013-2014)で主演を務めたのち、連続テレビ小説『ひよっこ』(2017)での警察官役が大好評で話題になった俳優さんです。
        
        今作で演じる役は、UDIラボに出入りするフォレスト葬儀社の社員・木林です。解剖する遺体をラボに運び込む役割ですが、それ以外にも井浦さん演じる中堂と何か秘密の関係がありそうな役どころです。いつもにこやかですが何を考えているかわからない謎めいた人物ですので、どのようにストーリーに関わっていくのか注目したいですね。
        • 薬師丸ひろ子(やくしまる ひろこ)/三澄夏代(みすみ なつよ)(53)役
        特別出演の薬師丸ひろ子さんは、1978年に映画デビューしそれ以来角川映画の中心的存在として人気を博したベテラン女優です。歌手としても活躍する傍ら、シリアスな役からコメディな役までなんでもこなしてきました。近年も連続テレビ小説『あまちゃん』(2013)や『こうのとりのゆりかご〜「赤ちゃんポスト」の6年間と救われた92の命の未来〜』(2013)など多くの話題作に出演していて、ナレーターとしても聞き心地の良い声を披露しています。
        
        「アンナチュラル」ではミコトの母・夏代を演じます。ミコトの実父の妹で義理の母親ですが、幼いころからミコトのことをわが子同然に育ててきました。法律事務所で弁護士として活躍しており、行動力にあふれる活発なお母さんです。
        • 小笠原海(おがさわら かい・超特急)/三澄秋彦(みすみ あきひこ)(25)役
        小笠原海さんは若手男性アーティスト集団EBiDANのメンバーであり、また音楽ユニット超特急のメンバーでもあります。モデル・ダンサー・アーティスト・俳優とマルチに活躍する才能あふれる若手俳優で、連続ドラマへの出演は今回が初めてです。映画『東京喰種 トーキョーグール』(2017・2019)では窪田正孝さんの親友役を演じており、二人の再共演も見どころです。
        
        小笠原さんが演じるのはミコトの義弟・秋彦で、ミコトからは「秋ちゃん」と呼ばれている仲良し姉弟です。真面目で責任感の強い性格で予備校の講師として働いています。
        • 池田鉄洋(いけだ てつひろ)/末次康介(すえつぐ こうすけ)(45)役
        池田鉄洋さんは演出家・脚本家としても活躍している俳優さんです。以前は舞台中心に活動していましたが、個性的なキャラクターとして重宝されるようになりドラマや映画にも出演するようになりました。代表作は大ヒットドラマ『トリック』(2005・2010・2013)・『医龍-Team Medical Dragon-』シリーズ(2006・2007・2010・2014)などがあります。ウェービーなヘアスタイルを披露することが多いですが、ストレートヘアの時もありヘアスタイルにも注目したい俳優さんです。
        
        今作では週刊ジャーナルの編集者・末次を演じます。情報通で物知りな末次はネタを探るためにある行動をとります。末次はいい人物なのかそれともダークな人物なのか…池田さんならどちらも演じられそうで楽しみです。
        • 北村有起哉(きたむら ゆきや)/宍戸理一(ししど りいち)(43)役
        父親も姉も妻も役者という芸能一家の北村有起哉さんは、1998年に舞台デビューし、近年ではテレビドラマにも多数出演している俳優さんです。独特のミステリアスな雰囲気があり、少し出演しただけで作品全体にスパイスを加えるような存在感あふれる方です。
        
        北村さんが演じるのはフリーの記者・宍戸。週刊ジャーナルに出入りしており、どんな手を使ってでもネタをあぶりだしそのネタを売って生計を立てている人物です。北村さんにぴったりのクセのありそうな役ですね。
        • 大倉孝二(おおくら こうじ)/毛利忠治(もうり ただはる)(39)役
        大倉孝二さんは三宅弘城さんや峯村リエさんも在籍する「劇団ナイロン100℃」の演技派で、クセのあるコミカルかつシリアスな役を見事に演じる名脇役です。
        
        刑事を演じるイメージが多い大倉さん、「アンナチュラル」でも西武蔵野署の刑事・毛利を演じます。UDIに解剖を依頼しに来るたびに中堂に暴言を吐かれますが、へこたれずに応戦する役どころ。井浦さんと大倉さんの掛け合いは見ごたえがありそうですね。
        • 吉田ウーロン太(よしだ ウーロンた)/向島 進(むこうじま すすむ)(34)役
        お笑いトリオ「フラミンゴ」のメンバー・吉田ウーロン太さんは、お笑いタレントとしてだけでなく声優・脚本家・演出家としても活躍しているマルチな才能の持ち主です。お笑いタレントでありながら2006年以降コンスタントにテレビドラマや映画に出演し続けているベテランで、もはや俳優と言っても良いかもしれません。
        
        今回は大倉さん演じる毛利刑事とコンビを組む西武蔵野署の刑事役です。いつもその場に自然に溶け込むような雰囲気の吉田さん、「アンナチュラル」ではどのように存在感を示すでしょうか。

        「アンナチュラル」の主題歌について

        「アンナチュラル」の主題歌は米津玄師(よねづ けんし)さんの『Lemon』です。
        『Lemon』は大ヒット曲となり、平成生まれのアーティストで史上初の300万ダウンロードを超えました。
        2018年年末の紅白歌合戦に初出場した米津さんが、故郷である徳島県の大塚国際美術館から中継で熱唱したことでも話題になりました。

        米津さんがドラマ主題歌を担当するのは今回が初めてで、『Lemon』は「アンナチュラル」のために書き下ろした新曲です。制作中に亡くなった祖父を想って制作されたそうで、せつなく、そして傷ついた心を優しく包み込むような『Lemon』は「アンナチュラル」の雰囲気にぴったりですね。

        「アンナチュラル」の原作ついて

        「アンナチュラル」は脚本家・野木亜紀子さんによるオリジナルストーリーです。

        野木さんが本作を書くにあたって発想のきっかけになったのは、2012年から内閣府主導で行われた「死因究明等推進会議」での出来事だそうです。日本は先進国の中でも最低の解剖率であり、その現状を変えるべく厚労省・文科省・警察庁が話し合いを重ねたものの大きな成果を得ることなく会議は終了してしまいます。

        もし、この会議をきっかけに死因究明に特化した公的な研究所が作られていたら…。

        そんなifを元に企画されたのが「アンナチュラル」のストーリーです。

        法医学者が今どれだけ日本に必要なのか、そんな思いで作られた「アンナチュラル」。ミコトを始めUDIラボのメンバーが生き生きとやりがいを感じながら「死」と「生」と向き合う姿を見て、法医学に興味を持つ人が増えていくといいですね。

        「アンナチュラル」の原作者は野木亜紀子さん

        原作者の野木亜紀子さんは今もっともノリに乗っている脚本家と言っても過言ではないほど次々とヒット作を生み出している脚本家です。

        野木さんは36歳の時に『さよならロビンソンクルーソー』で『2010年フジテレビヤングシナリオ大賞』を受賞し、同作のドラマ化によってデビューしました。デビュー後しばらくは、漫画や小説を原作とする作品の実写化脚本を多く手掛けていました。実写化は原作ファンからの批判を受けやすい傾向にありますが、野木さんの映像化脚本は原作者からも原作を正しく読み解きエピソードを取捨選択する手腕を高く評価されるなど、原作の魅力を損わない高い構成力が評判です。

        近年ではオリジナル作品も執筆していて、どの作品も大ヒットドラマとなっています。「アンナチュラル」は『第96回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞』・『コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞2018 脚本賞』など数多くの賞を受賞しました。今後もますます野木さんの活躍が期待されます。

        映像化脚本作品

        野木さんが原作を元に映像化脚本を手掛けた作品は次の通りです。

        <ドラマ>

        • 幸せになろうよ(2011年)プロット協力
        • ラッキーセブン(2012年)
        • 主に泣いてます(2012年)
        • 空飛ぶ広報室(2013年)
        • 図書館戦争 BOOK OF MEMORIES(2015年)
        • 掟上今日子の備忘録(2015年)
        • 重版出来!(2016年)
        • 逃げるは恥だが役に立つシリーズ(2016年・2021年)

        <映画>

        • 図書館戦争シリーズ (2013年・2015年)
        • 俺物語!!(2015年)
        • アイアムアヒーロー(2016年)
        • 罪の声(2020年)
        • 犬王(2021年公開予定)

        オリジナル脚本作品

        オリジナル脚本を手掛けたドラマは次の通りです。

        • さよならロビンソンクルーソー(2010年)
        • アンナチュラル(2018年)
        • 獣になれない私たち(2018年)
        • フェイクニュース あるいはどこか遠くの戦争の話(2018年)
        • コタキ兄弟と四苦八苦(2020年)
        • MIU404(2020年)

         

         

         

         

         

         

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        ここから先は、作品のネタバレを多く含みます。まだ作品を視聴していない⽅はご注意ください。
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        「アンナチュラル」の名⾔・名シーンを⼀気⾒

        「アンナチュラル」の名シーンや関連グッズなどの情報をまとめました。

        「アンナチュラル」関連商品の紹介

        「アンナチュラル」の番組オリジナルグッズが販売されています。

        アンナチュラルをじっくり何度も観賞したい方にはBlu-ray BOX・DVD-BOXがおすすめです。

        「アンナチュラル」の音楽は、現在数多くの作品において活躍している得田真裕さんが担当しました。

         

        上記以外にも、

        • 作品内でUDIメンバーが着用しているドクターコート
        • UDIラボのメンバーが食べている「かりんとう」
        • 第4話で登場した“しあわせの蜂蜜ケーキ”

        が発売されましたが、現在ではすでに販売終了しています。

        考察(補⾜解説)サイト・考察(補⾜解説)動画集

        アンナチュラルは一見、一話完結型のストーリーですが、脚本の野木さん自身が述べている通り最後まで観るとさまざまな伏線・つながりがあることに気づきます。

        全話通してどこに着目したらより楽しめるのか、解説しているサイトをご紹介します。読んでみるとより理解が深まり、「アンナチュラル」の練りに練られた構成に舌を巻くのではないでしょうか。

        まとめ

        放送が終わって3年が経過しても続編を望むファンの声が多い「アンナチュラル」。

        Paraviで独占配信されていますので、見逃してしまった方も安心してください。2週間のトライアル期間、全話無料で視聴可能です。

        見れば見るほど奥が深く、見るたびに新たな発見ができる「生」と「死」の物語をぜひお楽しみください!